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珊瑚夜話...C


初体験の珊瑚移植に一生懸命な友人
はいさい、みなさん。  珊瑚移植を予定していた日から遅れること2週間。ようやく昨日珊瑚移植を終えてきました。友人に手伝ってもらい、残っていた20本程の珊瑚を移植し、今シーズンの珊瑚移植は終了といたしました。今シーズンは、100本以上の珊瑚を移植することが出来ました。昨日は、珊瑚移植終了後にポイントを何度か変え、移植珊瑚の成長具合の確認もしてきましたが、ほとんどの珊瑚で成長が確認出来、今のところは約90%以上の確率で成功していると言えると思います。失敗した残りの10%も、わしの移植時の養生が悪かっただけだと思われます。今後はもっと計画的に、もっと丁寧に珊瑚移植をしていきたいと思います。今年は更に、イソバナくんの移植も試みてみました。台風の後などで、ポキポキ折れているイソバナくんを何とか出来ないかと考えていましたが、考えるよりもダメモトで珊瑚同様、移植してみました。5〜6本でしたが、珊瑚のように成長は早くないようで、定着する前に駄目になってしまうのがほとんどでしたが、1本だけ頑張ってくれているイソバナくんがいます。移植した時は全長15cmほどあったのですが、数日後にうねりで根元から折れてしまいました。でも根元は元気に見えたので、頑張って大きくなってくれと祈る日々でした。その後はなかな成長を確認しに行けず、昨日やっと確認出来ました。すると何と!1cm程ですが、成長しているではありませんか!!この姿には感動して、涙チョチョ切れました。このまま無事に成長を続けてもらって、少しでも大きくなったイソバナくんに再会出来る日を指折り数えたいと思います。  さて、今回で今シーズンのダイビングログも最終回となりました。今年も今まで読んで頂いたみなさんには、感謝感激雨あられでございます。本当にありがとうございました。来年もみなさんにとって良い一年でありますように。わしはすっかりオネムになってしまったので、冬眠に入ろうと思います。おやすみなさ〜い。      ほなまた、いつか。     師走     kuma

折れてしまったイソバナくん(10月中旬)


移植後の珊瑚


成長を始めたイソバナくん(12/6)
ご報告・・・。
はいさい、みなさん。  今回、珊瑚移植の報告をしたかったのですが、移植を予定したポイントは海が荒れていて入れず、残念ながら移植を断念致しました。この時期は北よりの風が強くなってきますので、次の予定がなかなか立てられませんが、チャンスをうかがい是非とも今シーズン最後の珊瑚移植をして、その報告で今シーズンのダイビングログの最後を飾りたいと思います。わしの冬眠も近くなり、眠気もMaxになりつつあるので急がねば・・・。  移植次第、珊瑚夜話...Cとしてご報告致します。      ほなまた。    11/27     kuma
珊瑚夜話...C 予告!!
はいさい、みなさん。 珊瑚夜話...Cは、明日からの連休で予定している珊瑚移植の報告をしたいと思いますので、今回は予告のみで移植終了後に更新致します。天気が不安定で海も厳しくなりそうですが、天気の回復を祈り、決行したいと思います。報告をお楽しみに!!            ほなまた。   11/20    kuma  
珊瑚夜話...B
はいさい、みなさん。 こちらは汗ばむ暑い日だと思ったら、次の日は震えるぐらい寒い雨になったりと、不安定な天気が続いています。北よりの風が多くなり、沖縄も冬に近づいたな〜と思う今日この頃であります。 さて今回は、移植関係ではありませんが、面白いものを見つけたので紹介したいと思います。何と、珊瑚に覆われたサザエぼんの殻です。被覆しているのはアナサンゴモドキと思われ、比較的成長が早く、年々根が覆われていくのは感じましたが、1日で何pも広がるわけではなく、いくら殻だから動かないといっても、海の中は潮の流れやうねりがあり、ポイント的にも潮が動くところなので、最初見た時は目を疑いました。どのタイミングで被覆が始まったのか、実はサザエぼんも被覆が始まった時は生きていたのかも・・・と謎は深まるばかりです。これも偉大な自然が創り上げた造形美といったところでしょうか?何とか珍百景に登録なるか!?今なら、このポイントに潜れればいつでも見ることが出来ます。   ほなまた。   11/13   kuma
珊瑚夜話...A
はいさい、みなさん。  今年も残すところあと2ヶ月となり、今シーズンのダイビングログもカウントダウンが始まりました。残り僅かですが、手を抜かずにきちんと更新したいと思います。  さて今回は、前回お話した養殖畑で育てた珊瑚の移植の話をしたいと思います。養殖畑のロープに付けた珊瑚は、1ヶ月程で環境に慣れ、自らロープを巻き込むような形で成長し始めます。この頃が移植のタイミングと思われます。いい頃合いの珊瑚をロープから外し、根に固定し成長を見守ります。出来れば固定した珊瑚にチョウチョウウオ等からの食害を防ぐ為に鉄製の網など被せるといいのですが、なかなかそこまで用意出来ないので、今年はずい分と食害に遭い移植した時より珊瑚が小さくなっているのが多かったですが、根元さえしっかりしていれば珊瑚くん達は食害に負けず成長を続けてくれます。根に固定した珊瑚も早いもので、2週間程で自ら根を張るように根元の成長が確認出来ます。左上の写真は、6月に移植した時の状態で、左下の写真は3ヵ月後の9月に撮影した物です。見てもお分かりのように、根元がどんどん広がっていき、根を張り始めています。右の写真は2枚とも違う珊瑚ですが、移植後3ヶ月で同じように根を張り始めているのがお分かり頂けると思います。移植にもそれなりの苦労はありますが、このような成長を目の当たりにしてしまうと、感動のが先にきてしまい苦労はどこぞに消えてしまいます。日々の成長が楽しみでなりません!     ほなまた。     11/6     kuma
珊瑚夜話…@
はいさい、みなさん。 こちらも晴れた昼間は汗ばむぐらい暑くなりますが、さすがに朝晩は涼しくなり、秋深しといった季節になってまいりました。先週の台風もこの時期には予想外の雨を沖縄に降らし、ダムの貯水率も上がり、冷酷な台風も沖縄にとっては恵みの台風となりました。 さて今回から四週連続で珊瑚の話をしたいと思います。昨年までは、拾った珊瑚や折れた珊瑚のストレスを取り、環境に慣らす為に設置していた通称 “珊瑚養殖畑” を、今年は簡易的ながら2箇所増設しました。おかげで以前は1箇所でしか行えなかった移植を3箇所のポイントで出来るようになりました。これも少しずつですが、珊瑚が増えてくれたおかげで、各ポイントに供給出来るようになったからだと思います。ポイントによっては、目に付く所に養殖畑のロープがあるので、目障りかもしれませんが、『これからの為に』ご勘弁頂きたいと思います。                ほなまた。     10/30     kuma     
迷走台風・・・。
はいさい、みなさん。  クネクネと動き回る台風20号ルピート(フィリピンの言葉で“冷酷な”という意味)。二日後に迫っていた村最大のイベント、トライアスロン大会を中止に追い込み、まさに冷酷な台風となりました。いろいろな意味で残念でなりません・・・。寂しい週末であります。  さて今回は、サラサエビくんの紹介です。こちらでは、ちょっとした岩の切れ目やくぼみには、必ずといっていい程見られるサラサエビくん。そんなにいるなら珍しくないやんとお思いでしょうが、彼らはクリーニングシュリンプと呼ばれる、必殺掃除人ならぬ掃除エビくんなのであります。サラサエビくんは、魚類や軟体動物に付いた寄生虫などを捕食する習性があるので、彼らのいる岩のくぼみなどには大抵ウツボやハタ類が住み着いています。わしも手に付いた寄生虫?を取ってもらう為にたまにサラサエビくんにクリーニングしてもらいますが、主のようなどデカイウツボの先客がいる事が多いので、みなさんもサラサエビを見付けてもむやみに手を突っ込まず、先客がいないかよーく確認してからクリーニングしてもらって下さい。          ほなまた。   10/23   kuma
ご報告。

サンゴタワー
はいさい、みなさん。  今日は、みなさんに悲しいお知らせがあります。うちのポイントの名物の一つであったタートルウェイのサンゴタワーが、消滅いたしました・・・。年々珊瑚の成長で重くなるサンゴタワーにブイを増量すること、6個。台風前に根元のロープを補強し、これで暫く大丈夫と安心した矢先の出来事でした。18号のうねりはそれほど大きく感じなかったので、今日、サンゴタワーが無くなった根を見たときは信じられず、何度も何度も振り返り確認してしまいました。海の中は、砂がごっそりえぐれている所もあり、相当のうねりがあった事は確認出来ました。いつかは、いつかは、うねりのプレッシャーに負けてしまうかなと思ってはいましたが、実際無くなってしまった喪失感は計り知れないものであります。 5年前の夏、タートルで使用していた水中ブイを移設し、サンゴタワーが生まれました。珊瑚の成長につれ、住み着くスズメダイの数もどんどん増えていき、最近はスズメダイ専用の高層マンションと化し、今夏はスカシテンジクダイもサンゴタワーを覆い、いくら見ていても飽きないサンゴタワーとなっていました。いくら書いても状況は変わりませんが、サンゴタワーの消失は本当に残念でなりません。珊瑚は駄目になってしまうでしょうが、スズメダイくん達が無事別の住処を見つけられる事を祈るばかりです。イマ二の写真ですが、在りし日のサンゴタワーを偲んで下さい。   ほなまた。   10/16   kuma
シルエットサンゴタワー

ススメダイマンション

スカテンに覆われるサンゴタワー
18号!
はいさい、みなさん。  みなさんの居住地では、台風の被害は少なかったでしょうか?速度の速い台風でしたし、こちらはカスッた程度だったので、フェリーの欠航も2日間のみでほとんど被害はありませんでした。しかし本州では各地で猛威を振るい、かなりの被害が出ています。今後明らかになる被害もあると思いますが、人的被害が少ない事を願うばかりです。でも、この時期に本州に上陸する台風があるとはびっくりであります。  さて今回は、ウミウサギ貝の一種と思われる貝を紹介します。みなさん見て下さい、綺麗な外套幕だと思いませんか。とても目に付く綺麗な色だったので、思わず写真に収めてしまいました。チラリと貝の表面が見えていたので、あれっウミウサギ?と思い外套幕に触れてみると、少しずつ貝の表面が現れ、まさにウミウサギの特徴である白い光沢のある貝の表面が見えてきました。しかし、よく知られているウミウサギと言えば黒い外套幕の貝です。白く光沢のある貝の表面が黒い外套幕のお陰で、更に際立ち輝いているように見えます。今回の貝も表面はウミウサギと同じなので、一種と思い調べたのですが名前の特定が来ませんでした・・・。アイ、トゥイマテーン。名前が分かり次第、ご報告したいと思います。   ほなまた。   10/9   kuma

コケ分かりますか?
亀は万年。
どーーーー-ん!!
はいさい、みなさん。 もう10月。水温、気温とも徐々に落ち始め、陽の傾きと沈む早さに季節の変わり目を感じます。秋深し、W台風はいずこへ・・・。 さて、鶴は千年亀は万年と申しますが、ちょいと前に仙人亀と再会しました。亀仙人だとおちゃらけた感じになってしまうので、こちらは仙人亀でいきます!みなさんが目にした事のある、毛の生えたような亀は、通称“蓑亀”と呼ばれ、石亀などに付いたコケが伸びたもので、中国などでは古くから長寿の証と珍重され、霊亀などとも呼ばれています。何と亀の背中にコケが生えるように育てる、ミノガメブリーダーもいるようです。島の仙人亀も背中のコケは立派なものです。ただ左後ろのヒレがありません。昨年は2回逢いましたが、今年は姿が見えなかったので気にしていたところに、元気な姿で現れてくれてホッとしました。更に島には、右の前ヒレがない亀もいます。亀だ!と姿を見かけ追いかけて慌てさせたりすると、どちらもヒレが片方ないので、クルクルその場を回ってしまったりします。本人は逃げようと必死になればなるほど、真っ直ぐ泳げなくなってしまうので、ヒレのない亀がいたら、追いかけずに見守ってあげて下さい。仙人亀も、じっと見守っていたのですが、逃げる方向が定まらず、こちらに向かって来て、こんなどアップ写真になってしまいました。わしのタイミングの悪さピカイチであります・・・。            ほなまた。   10/2   kuma
V3!!!
はいさい、みなさん。  いやー、めでたい!V3であります。V9以来どこも成し得なかったV3。歓喜の瞬間こそ見れませんでしたが、テレビと新聞で堪能しました。いやー、めでたい、めでたい!! 語り始めたらモヨウくんの回のように前置きだけで普段以上に書いてしまいそうなので、この想いはそっと胸にしまい込み、今回の話題へと移りたいと思います。  さて今回は、ニシキウミウシくん。初めて出逢ったウミウシくんでしたが、とても色艶やかで “ニシキ” の名に相応しい色合いでした。最初に教えてもらった時は、これまた綺麗な奴っちゃな〜と思い、形や色を観察しながら、後で図鑑で調べるのが楽しみやな〜と考えながら、その場を後にしました。4〜5m泳いだ所で、藻の中から同じような色合いの物体が見え隠れしているので、そっと藻をどかしてみると、またまたニシキくんではありませんか!今まで出逢った事がなかったニシキくんなのに、続けて別個体に出逢ってしまうとは、これまたツイテました。図鑑によると普通種のようなので、決して珍しくはないようですが・・・。でも嬉しい出逢いです。更に後から出逢ったニシキくんは、右の写真をよく見て頂くと分かると思いますが、右の触覚が二手に分かれ、Vサインのようになっています。奇形という言葉はあまり好みませんが、ウミウシ業界では決して珍しい事ではなく、様々な形の報告例があるようです。わしも写真以外では見た事ありませんでしたが、奇形で片付けてしまうにはもったいない、返って貴重なVサインに出逢えたと感激してしまいました。 今思えば、このV3を予言していたかのようなVサイン。ならば、来年も是非Vサインニシキくんにお逢いしたいところです。      ほなまた。     9/25    kuma
悠然!
はいさい、みなさん。  さぁ、いよいよシルバーウィーク突入であります。今年2回目の大型連休となり、世間は多少浮かれ気味になっておりますが、一方小笠原は大変な事になっています。数年前にも同じ14号で大きな被害が出ましたし、連休も重なっています。今回は少しでも被害が少ない事を祈るばかりです。  さて今回はマダラトビエイくん。前にもログに登場していますが、一番好きなエイなので、ついつい載せたくなってしまいます。あしからず・・・。 先日のミーバイ曽根では、程よい流れの中で、悠然と泳ぐマダラトビエイくんに出逢いました。飛んでいるように泳ぐ姿は何度見ても美しいです。悠然とゆっくりヒレを動かし、時にはヒレも動かさずじっとその場に止まっているホバーリングをしたり、いつまで見ていても飽きません。この時は、わしの前を横切り、お客さんの背後から目の前をゆっくり回り、またわしの横に来て真上を通過して去って行きました。こんなにもゆっくりと近くで見れる事も少ないので、じっくり堪能する事が出来ました。ピーーーンと伸びた尻尾がまたマダラくんの美しさを倍増するんです・・・と〆るはずが、このマダラくん何かポッキとなっとりました・・・。      ほなまた。     9/18     kuma

極小パンダ
パンダ子パンダ
一応パンダ
はいさい、みなさん。 こちらは近づきもしなかった台風12号のうねりが週頭まで残り、海は大荒れ。ダイビングも厳しい状況下でしたが、今はやっと穏やかになり、今日はゆったりまったりの〜んびり(どこぞのホテルのCMみたいな・・・、あっあれは関東圏か・・・)としたダイビングで気持ち良かったでやんす。先週は前置き長すぎて主役のモヨウくんがおまけのようになってしまったので、今週はこの辺で。 さて今日の主役はパンダダルマハゼくんです。以前常連のお客さんに “最近パンダ見かけませんね” と聞かれ、軽々しく “いますよ” なんて答えてしまいましたが、その後探せど探せどパンダの姿はありませんでした。考えてみれば、オニヒトデの大発生で珊瑚が壊滅状態の時、パンダの住処のハナヤサイサンゴも少なくなり、姿を見なくなりました。それ以来、軽々しく返事をした責任を取るべく、ハナヤサイを見かけては凝視すること早3〜4年、先日とうとう再会する事が出来ました。やっぱいないかなぁ〜と諦め半分で覗いた珊瑚の中に、推定2oと3oの特徴である黒いヒレも黒くなりきっていない極小ののパンダくんが二匹。デジカメにマクロレンズを装着し狙ってみるものの、微妙な写真しか撮れず、これではログネタにならないと、次の機会を待ち探しに行くと、二匹ともお留守?これは困ったと辺りのハナヤサイを片っ端から覗きまくり、最後の一つでようやく2.5cmと3cm程の二個体を発見!まぁ、褒められる写真ではありませんが、一応パンダくんらしきものが撮れたので、ご勘弁下さい。珊瑚の中には、エビやカニ、小さいハゼやオコゼなど、なかなか賑やかで楽しいので、老眼進行中のわしも頑張って覗いております。次はアカテンコバンハゼくんとの再会を楽しみに覗き続けたいと思います。    ほなまた。     9/11    kuma

邪魔するなー。
ユンヂチ
スルルーの大群に期待!
はいさい、みなさん。  こちらも朝晩は多少涼しくなりましたが、昼間はまだまだ汗出まくりです。 今年は旧暦の閏年。同じ月(沖縄ではユンヂチと言います)が2回続く閏月のある年です。旧暦では1ヶ月が29日と30日からなり、3年で約1ヵ月のズレが出るので、ズレ続けないように3年に一度ユンヂチの年が回って来ます。沖縄ではユンヂチの年は仏壇仏具の買い換えに適していると言われるように、ほとんどの行事や祭りが旧暦で行われます。そんな沖縄なので海の中も旧暦通り?と思われる事が多いです。この時期なら多くなるのにと思う魚も少し後だったり。でも旧暦見ると、あーまだかなと・・・。なので、例年なら8月上旬ぐらいに見られるスルルー(キビナゴ)の大群も、最近チラホラと数が増えてきているので、1ヶ月遅れでスルルーの大群が見れるかなと、ワクワクしています。あっ、前置きが長すぎて紹介忘れましたが、今回の主役はモヨウフグくん。最近タートルでよく見かけるなと思っていたら、今回は砂の窪みにスポッとはまり、気持ち良さそうに休んでいました。1m近くになる大型のふぐですが、やはりふぐだけに膨らむようなので、いつの日か1m級のモヨウくんを真ん丸に・・・。あくまで夢であります。   ほなまた。 9/4  kuma

宿題追い込み!
はいさい、みなさん。この時期になると、夏休みが終わる切なさと、全く手を付けていない山積みの宿題に追われている日々を思い出しますね〜。もう、全然終わらんし!  さて今回は、先日のタロウでの一コマ。流れもウネリもない静かなタロウを泳いでいると、目の前をチョロチョロ警戒心ゼロのミゾレチョウチョウウオくんが5,6匹。泳ぐのやめて止まって見てみると、上に向かって泳いで行くので、ミゾレくんを目で追ってみると、わしの吐いたエアーでじゃれ合っているではありませんか。小さいエアーの固まりに突撃kissしたり、エアーを追いかけて浮上したり、仕舞いには向けたカメラを突く警戒心のなさ。何とも楽しそうであり、時にはムキになってエアーを追いかけてるミゾレくんの姿から暫く目が離せませんでした。チョウチョウウオの中では地味な色合いで、ほとんど話題に上らないミゾレくんですが、こんな姿を見せてくれると、これからは気になるチョウチョウウオの仲間入りといった感じです。何より、わしの吐いたエアーで遊んだミゾレくん達が、プカプカ浮き始め天に召されなかった事にホッとしとります。     ほなまた。     8/28     kuma
盆。盆。
はいさい、みんさん。  今週も先週に続き、今年出逢ったウミウシくん達を戯言抜きで紹介します。  最近の海は、台風10号の影響で東側にうねりが入り、更に干満の強い大潮にあたり、ダイビングの条件は良くないのですが、海の中は毎日違う顔で楽しませてくれます。水温も29度を超え珊瑚は心配ですが、まさに真夏のぬくぬくダイビングであります。     ほなまた。     8/21     kuma


グロッソドーリストムスミスイ(やや稀)


サビウライロウミウシ
(しばしば)


フジナミウミウシ


ヒオドシユビウミウシ


トサカリュウグウウミウシ
盆。
はいさい、みなさん。  毎年この時期の恒例になりつつある、今年出逢ったウミウシくん達を紹介したいと思います。例年に習い、わしの戯言は控えますが、最近の海の様子を1つ2つ。 タートルの飛び根は未来予想図通りスカテンで覆われ、サンゴタワーもスカテンに囲まれています。スカテンロックにも3年振りにスカテンが沸き、まだまだ増える予感です。ビグミーシーホースも当ノ石以外でも確認出来ました!! 海の中も夏真っ盛りです。      ほなまた。     8/14      kuma


ノウメア・ワリアンス(稀)


ルージュミノウミウシ


ノウメア・ラボウトイ(稀)


モザイクウミウシ


クロスジリュウグウウミウシ
モーラコット!(タイ語でエメラルドの意)
はいさい、みなさん。  今日でフェリーいぜなの欠航3日目であります。モーラコット(台風8号)は、当初の本島直撃コースからずい分逸れたので、風は強かったですが、雨も時折降るぐらいで外も歩けたし、台風対策も3割程度で済みました。海の中の砂地は大分苔が生えていたので、このウネリで綺麗になりますが、移植した珊瑚や珊瑚タワーがこのウネリに耐えられたかと、心配でなりませんし、宮古、八重山の被害が大きくない事を祈るばかりです。 さて今回は、台風前に出逢ったウミテングくんです。現在は、開店休業中のポイント、クレーターで成魚のウミテングくんには何度か逢った事はありましたが、今回は12、3年振りの再会、更に初めての幼魚でした。ウミテングの名の通り、額の部分が天狗のように突き出るのが特徴ですが、今回のウミテングくんは体長わずか1cm足らず、額の突出もあまり無く、天狗になり切れないウミテぐらいのウミテングくんでありました。今まで出逢った成魚は動きも遅く写真も撮り易かったのですが、今回の幼魚くんはウネリに乗ってスイスイスイスイ泳ぎ回り、そうでなくても小さいので写真もやっとこさ撮れた感じです。今回の台風でどこに行ってしまったかも検討つきませんので、これが最初で最後の出逢いになりそうです。しかし、久しぶりに可愛い姿を見てしまったので、暫くは再会を求めて砂地を這いつくばって探してしまいそうです。   ほなまた。    8/7    kuma


Mt.fuji
日本一!

富士山だらけ!
はいさい、みなさん。 最近のニュースでは、九州北部の大雨による甚大な被害が連日放送されています。今後は全国各地でゲリラ豪雨の発生が予想されるので、レジャーの際にはもちろん、普段の生活の中でも天気の変化には十分注意されて下さい。  さて今回は、暖かい地域の海ではとてもポピュラーなカスミチョウチョウウオくんです。珊瑚礁外縁の岩礁域などの中層に群れているカスミくんですが、みなさん左の写真にご注目!体の中央にある白い部分をじーっと見ていると何かに見えてきませんか?上半分に注目すると・・・、そう、そこのあなた正解です!真っ白に雪化粧したMt.FUJIです!! えっ、見えない、ちょいと強引だって!? いやいや、富士山を愛してやまないわしにとっては、もはや富士山以外の何物でもありません。冬眠中に頑張って起きて眠い目を擦りながら富士山を見に行き、パワー満タンで帰ってくるのですが、今年は睡魔に勝てず見に行く事が出来なかったので、パワー不足でシーズン突入。しかしカスミくんの模様が富士山に見えると気付いてからは、出逢う度に思わず笑みが。あちこち富士山だらけで、パワー不足も解消やっちゅうねん! ちょい自己中なログになってしまいましたが、そんな見方で見慣れた魚を見ると、また新しい発見、あると思います!!               ほなまた。     7月最終日    kuma



日食中


おそまつくん・・・。
日食後

(干潮になっただけで
   同じ場所です)
はいさい、みなさん。  7月22日の皆既日食をみなさんは見られましたか?部分日食なら、日本国内でも2〜3年に一度の割合で見られるそうですが、皆既日食となると、実に46年振りという事で、皆既日食が見られる地域ではマスコミを始め多くの天体ファンで賑わっていましたね。沖縄でも90%以上太陽が隠れるという事で、これはログネタに! と、いざ出陣!! 水中から揺らめく部分日食の太陽を撮ろうと、企画だけは一丁前でしたが、レンズのフィルターも無ければ日食グラスも無く、これでは撮れるか! 見えるか!! 分かるかー!!! と何ともおそまつくんな結果に・・・。なんくるないさ〜とのんびり構えていたら、だんだん周りが日食ムード一色に。前日になり日食グラスを何とかせねばと思ってみたところ、時すでに遅し・・・。ならば肉眼でと果敢にチャレンジしたものの、ただの悪あがきに終わりました。せめて日食中の暗さが分かればと陸上の写真を撮りましたが、元々曇っていたので大した差も出ずお寒い結果に。唯一肌で感じれたのが、気温の低下でした。那覇は日食中に1.5度の気温低下が観測されたので、やっぱり涼しくなるんだと一人で感動。しかし、全てにおいてお寒い結果となり、ログ更新中のわしの周りだけ気温低下が起きそうであります。ちゃんちゃん。     ほなまた。     7/24     kuma


現在。
猛暑!!!!!

未来予想図。
はいさい、みなさん。 伊是名は昨日34.4度と、7月の観測史上最高気温を記録するド真夏日となりました。内地では40度近い気温もありますが、周りが海の沖縄では最高気温は32、3度で、更に離島の伊是名で34.4度とはゲロ暑過ぎです。日差しも危険な程で、炎天下では空気が熱すぎて呼吸すると喉が焼けそうな感じがします。そんな猛暑の中、水温も徐々に上がり始め、海の中もやっと夏らしくなってきました。夏の風物詩といえるスカテン(スカシテンジクダイ)が、タートルの飛び根に沸き始め、一段と綺麗な根になってきました。一週間程前はまだ幼魚の固まりでしたが、昨日は根を覆うぐらいに増えていました。まだまだ小さい幼魚も多いので、これからもっとサイズもアップし数も増え、いつまで見ていても飽きない光景になっていくと思います。根を覆う数百匹のスカテンの群れは見応え十分ですし、ブルーの海をバックに透明な体のスカテンが乱舞する姿は本当に綺麗です。潜る度に数が増えると思われるこの時期は、入るのが楽しみでなりません。 しかし、いきなり沸いたり、そんなに成長が早いのかと思うぐらい日に日に数も増える感じがするので、謎の多い魚でもあります。      ほなまた。    7/17     kuma
夏到来!

ギンガメアジ健在!
はいさい、みなさん。 こちらは梅雨明け後のグズついた天気も落ち着き、一気に夏到来であります。日差し強すぎ、日なた暑すぎ、水飲みすぎの毎日、、、。 今回は、先日久方振りに入ったミーバイ曽根から。 潮がやや弱く、一度離れてからはほとんど寄り切れませんでしたが、ギンガメアジは健在!いつもとは違う動きで、根の上を越えたりこちらに向かって来たり。とてもアクティブなギンガメくんでしたが、それ以降は根に寄らず、残念・・・。更にトカキンもオマケのようにしかいませんでした・・・。しかし、ナポレオンくん(メガネモノモチウオ)に久々お逢いしました。島の周辺では、ナポ・・ナポレ・・・(わしの勝手な計測基準です)ぐらいの小さいサイズをたまーに見る程度ですが、ミーバイのは、しっかりナポレオンでした。こちらもなかなか近寄れず、わしの気配を感じ逃げてしまい、お客さんにお見せ出来ませんでした・・・反省・・・。お客さんの話では、伊豆の回転寿司にはギンガメアジが回っているそうで、ミーバイのギンガメくんが、回転寿司のネタにならない事を祈るばかりです。 私事で恐縮ですが、11日前に入ったポイントでデジカメのマクロレンズを無くしてしまい意気消沈していましたが、昨日11日振りに入った同じポイントで、何と見つけ出してしまいましたー!!11日間見つけてくれると信じ、じっと海の中でわしが探すのを待っていてくれたのか!と、まさに感動、まさにミラクル、まさに涙の再会!!・・・。 まぁ単にわしの不注意を “マクロと涙の再会SP” みたいに美化してしまい、失礼致しました。あーでも嬉しい!!!          ほなまた。    7/10    kuma
ナポレオン・・・反省。

おまけ!?の
トカキン

涙、涙の再会であります。
Max!!!

あふれ返るキンメ
はいさい、みなさん。 沖縄は昨年より11日遅れの梅雨明け!長引いた梅雨のお陰で、ダムの貯水率もやや回復(例年以下ではありますが・・・)致しました。今は連日夏の日差しが降り注いでいます! さて今年も、降神島のキンメMax!!の季節がやって参りました。今年も昨年同様、いやそれ以上に感じる程、穴はキンメ(キンメモドキ)であふれ返っております。穴の中に入っても出口がキンメで見えないので、ちょいと邪魔だよと思うほどの量であります。穴の中のキャパが足りず、スカテンは外にあふれ出す始末。そして穴の外には、お腹を膨らましたハダカハオコゼくんが控えていました。卵を持っているのか、満腹状態なのか確かめられませんでしたが、これだけの量のキンメとスカテンを1匹で食べるとなると、まさに天国。お菓子の家状態です。わしも負けじと水中踊り食いを試みますが、そんな漫画のようにはいかず、連戦連敗。いつの日か成功させると、今後も挑戦は続くのであった・・・。  最近島人の人達から、○○○目撃情報が相次いでいます。わしらはまだ目撃はしていませんが、もし確認出来るような事になれば、ハナヒゲウツボの幼魚もアケボノハゼをも凌ぐ、コトイチ(カレー屋ではなく今年一番!の略)のネタになる事間違いなしです!逢いてぇーーー!!  ○○○に入る文字はみなさんで考えて頂き、想像を膨らまして下さい。    ほなまた。   7/3   kuma
穴からあふれ出すスカテン

出口が見えない・・・。

眼光鋭いハオコゼくん

号外ーーーっ!!!
とうとう出逢ってしまいました!わしは初対面のアケボノハゼくんです。オーナーも16年振りの再会と申しております。あえてポイント名は明記しませんが、ライトスタッフ一押しのポイントです。いつも楽しませてくれるポイントではありますが、更なる出逢いを求めて、水底目指し潜行、潜行、また潜行・・・。特にこれといった出逢いもなく、浮上、浮上、浮上・・・。浮上中何気なく見ていた壁に・・・。最初見た時は、何か1匹違う魚が・・・、二度見で、まさかこんな壁の所に・・・、三度見で、も、も、もしかして、き、き、君は・・・アケボノハゼくん!? 色は吸収されあの艶やかさは分かりませんでしたが、配色で50%、ライトを当てて100%確信しました。これはみんなにもと思い浮上、お客さんを呼んで潜行、しかし姿が見えず浮上、悔しいので一人で潜行、姿を確認しマーキングしてまた浮上、みんなを呼んでまた潜行、みんなで確認し興奮しながらまたまた浮上・・・。そんなこんなですから、当然減圧停止も十数分、一人3mで漂い続けます。しかし出逢った興奮と感動、時折出る思い出し笑いで、充実した楽しい減圧停止でした。アケボノハゼくんと出逢った35mラインは、ヒオドシベラ、アゴハタ、スミレナガハナダイのオス9匹、クダゴンベ3匹と面白過ぎます!まだまだ新しい発見と出逢いが期待できる35mライン。さすが一押しポイントです。奥深すぎです。   ほなまた。    沖縄梅雨明け   kuma
梅雨明けま間近・・・!?
はいさい、みなさん。  先週末のピーカンで早くも梅雨明けか!?とダムの貯水率とにらめっこしながら心配しましたが、今週は曇りのち晴れ、時々ずっと雨の天気でした。しかーし、夏至南風も吹き始めたので、ぼちぼち夏の足音が聞こえてきそうです。  さて今回は、成長著しいスカテンロックのテーブル珊瑚くんです。スカテンには4年前から潜り始めましたが、奥の根にはよく見ないと気付かないぐらいの小さな珊瑚しかありませんでした。でも年々潜る度に、珊瑚の成長の早さに驚かされます。移植はしていないので、全て自然着床で根付いた珊瑚だけです。更に奥の根にはある珊瑚の7〜8割はテーブル珊瑚です。現在では、20pを超える珊瑚が数多くあり、写真は一部ですが左下は30p超、右上は25p、右下は20p超のテーブル珊瑚です。更に更に、スカテンロックのトップには、50p超のテーブル珊瑚がドーンと控えております。今はクローズポイントとなっているテーブル珊瑚天国だったサンクチュアリには、わしが両手両足を広げても届かない2mを超えるテーブル珊瑚がありました。スカテンの珊瑚もそれに比べたらまだまだベイビーですが、千里の道も一歩から!大事に見守り続けたいと思います。スカテンロックにも、名前の由来でもあるスカテン(スカシテンジクダイ)の幼魚がちらほら・・・。3年振りにスカテン!!ロック復活かと、期待せずにはいられない今日この頃です。      ほなまた。     6/26     kuma
共生同士。
はいさい、みなさん。 こちらはこの一週間、梅雨らしい雨の日が続き、県内のダムの貯水率も幾分回復し、少しホッとしましたが、あと一雨、二雨、三雨ぐらい欲しいところです。 さて今回は、昨日無理矢理?再会を果たしたキンチャクガニくんです。珊瑚の中や根元に住む甲幅わずか1p以下の小型のカニです。伊是名の海域では、ガレ場の石の下にいる事が多いので、久しぶりに姿を見たくなり数枚の石をめくると、いましたいましたキンチャクガニくん。しかし卵を抱えているメスだったので石を元に戻し、またまた石をめくりは戻しを繰り返し、やっとオスのキンチャクガニくんとの再会を果たしました!ちょいとストーカー的な再会でしたが・・・。キンチャクガニくんは名前にもあるように、小型のイソギンチャク(その名もカニバサミイソギンチャク!)を何と両方のハサミではさんで共生しています。そのはさんだカニバサミイソギンチャクを、敵が来たら振りかざし、捕食の際にも役立てているようです。しかし常にはさんでいるのも大変ですが、ブンブン振り回される方もこれまた大変なような・・・。共生しているので持ちつ持たれつでしょうが、なんとも不思議な関係の共生に感じます。でも小さくて可愛いキンチャクガニくんは、いつまで見てても飽きませんなぁ〜。      ほなまた。    6/19    kuma


クマノミの卵
他人同士。

甲斐甲斐しく世話をする
クマノミの旦那様
はいさい、みなさん。こちらはやっと雨の日が続き、梅雨らしくなりました。海から上がると少し寒く感じますが、水不足解消の為、グッと我慢であります! さて今回も、じっくり観察出来るタートルからの話題を一つ。最近、あちらこちらでクマノミくんの卵が観察出来ます。1つ1つ丁寧に産み付けられた卵は、クマノミくんの場合オスが甲斐甲斐しく世話をします。卵に新鮮な水を鰭でかけたり、口でゴミを取ったり。クマノミくんは、群れの中で一番大きな個体がメスとなり、二番目がオス。メスが死ぬとオスがメスに性転換します。オスとメスは1匹ずつで、その他のクマノミくんは幼魚や若魚として、オスになる順番を待ちます。ふ化した稚魚は、泳げるようになると別の場所の群れに移動するようなので、一見イソギンチャクの中は、仲のいい一家に見えますが、その群れのオスメスから産まれた子供達ではなく、他人同士の集まりのようです。甲斐甲斐しく世話をするオス、尻にひかれた旦那様の印象ですが、群れで一番大きな体のメスが卵を狙う魚を追い払う役目をしているので、お互いの役割分担というところでしょうか。この夫婦関係は、現代の人間社会にも通ずるところがあるような・・・。       ほなまた    6/12    kuma


ナナレンジャー!!
我先に・・・。

ソフトコーラルを食している
アカクセニアウミウシくん
はいさい、みなさん。 こちらは梅雨の中休みかな?空梅雨なのか、中休みなのか、???の晴天は続き本格的に水不足が心配されます・・・。  さて今回は、冷凍していない新鮮なネタを!! 変態と書くと違う意味にとられそうですが、背面の突起の形を変化させ、姿を変えるウミウシくんとして以前にも紹介したアカクセニアウミウシくんです。久しぶりにいたなぁ〜と見ていたら、ちょいと離れた所にワサワサ群れをなしていました!ソフトコーラルを食べる種のアカクセニアくんですが、1つのソフトコーラルに7匹も群がり、すぐ近くにも何個体も確認出来ました。同じ種類のソフトコーラルは他にもあるのに、何で同じ所で食すのか・・・?1つの珊瑚に群がるオニヒトデにも見えましたが、重なり合うように群がる姿は、バーゲンセールのワゴンで競い合うおば様達にような・・・。あっ、あれは安いワゴンだったのか!? 移動しないタートルだからこそアカクセニアくんに出逢えてゆっくり観察出来たと思います。移動せずじっくり根を観察するダイビングもまた楽しいですね。   ほなまた    6/5   kuma
ガーラ!! (ガーラは沖縄の方言でアジ科の総称です)
はいさい、みなさん。 今日は、四国近海に居座る低気圧の影響でうねりが高く、海には出ましたが、巻き上がった砂で10m下の根が確認出来ないほど透明度が悪く、ダイビングを断念・・・。濁り方は台風通過後と変わりませんでした。うねりが弱まる事を祈り、明日に期待します!  さてさて今回は、黄金週間に出逢ったロウニンアジくん。アーチ状の岩の中でお客さんがみんなカメラを構えていたので、なんやなんやと後ろから覗いて見ると、お客さんに囲まれ逃げ場を失ったロウニンくんが、いこかもどろか右往左往!グルグルグルグル、OOサンボに出てくるトラ状態!!こんなにじっとロウニンを見れる事もそうないし、かなり近かったのでなかなか迫力がありました。先日もアーチの中にいたので、根付く魚ではないので住処というわけにはいかないでしょうが、お休み処となって一緒に団子でもつつけるぐらいお近づきになりたいもんですな。 最近は国内でも盛んになってきた、GT Fishingの “GT”(Giant Trevally)がこのロウニンアジです。Great Teacherとはちゃうよ〜。     ほなまた。    5/29     kuma


トカキン大編隊!!
入梅。

あの激流の中でも
愛を育む♂♀
ヒョウモンウミウシくん
はいさい、みなさん。  沖縄は例年より10日遅れで、18日に梅雨入りとなりました。恵みの雨も降り、毎日どんよ〜りとした空模様です。梅雨に入りなかなか新鮮なネタが入りづらくなっているので、今年の黄金週間に仕入れて冷凍していたネタを解凍しながら小出しにさせて頂きます。  いやー(先週と同じ出だし・・)、先日のタロウは凄かったです。何が凄いって、な・が・れ・が!!そりゃもう激、激、激流!!ベテランのお客さんがお一人だったのでエントリーしましたが、何人もお客さんがいたら断念しています。わしらも何人もケアするのは難しい程の流れでした。船を繋いだ水中ブイもエキジット時に、ブイを結んでいた岩ごと外れる始末。タロウではこれまででMaxの流れ、恐さより先にここまで流れるのかと、感動すら覚えてしまいました。あまりの流れ方にちょいと笑いの止まらない一本でした。中は中で、メーター超えを筆頭にカツオクラスまで、トカキン(イソマグロ)26匹の大編隊。移動もせず、じっと目の前の大編隊に見とれていました。 しかしここ2年程、以前取った潮流のデータと合わない時があり、自然相手の難しさを改めて感じます。常に心掛けている “安全なダイビング” を継続、遂行する為に精進する事を再認識させてくれる貴重な一本でした。ちょい硬いな・・・。        ほなまた。   5/22   kuma
極ネタ!!!  なのに写真が・・・。
はいさい、みなさん。  いやー、とうとう帰ってきてくれました。待ちに待ったハナヒゲウツボくんです。個体数の少ないウツボで、以前もそれ程頻繁に見れる魚ではありませんでしたが、姿が見えなくなってから、、何年も何年も探し続けて、やっと先日涙の再会です。写真を見ても “それ程のもんか?” と思われる方も多いかも知れませんが、黒い個体は幼魚時で、成長すると青い体色に背鰭が黄色と、ウツボとは思えない何とも美しい色合いになります。しかもハナヒゲくんは、性転換する魚で、雌になると黄色の個体になると言われています。海でも黒と青の個体しか見たことなく、写真でもまず見たことないので、黄色の個体は大変珍しいと思います。出逢ったハナヒゲくんの幼魚が成長して青に、そして黄色に変化するまで見れる事を祈り、是非みなさんに報告したいと思います。続報お待ち下さい!!  こちらは、雀の涙程の雨が降った後は晴天が続き、島全体が干物状態です。まぁ、わしは蓄えが多いので干上がりませんけど、みたいな!? 週間天気で18日から曇りが続いているので、いよいよ梅雨入りは近そうです。   ほなまた。   沖縄本土復帰記念日   kuma
Goooood moooooning!!
はいさい、みなさん。 ご無沙汰でした。今年も冬眠から覚め、南の島へとやって参りました。  世間では黄金週間も終わりを向かえ、長い休みが取れた方は、今週末は休み疲れが出てしまうのではないでしょうか。こちらはボチボチ梅雨入りの季節ですが、週間天気予報はどこまでも晴れ晴れ晴れ!梅雨の気配すら感じません。沖縄は早くもこの時期に、水不足の危機です。水枯れしないといわれる伊是名も干上がる寸前です。恵みの雨が降ることを祈りつつ、どーぞみなさん、今シーズンも戯言だらけのダイビングログにお付き合い下さい。  店のバナナの木に実が付きましたー!!食べ頃はいつかなぁ〜。     ほなまた。    2009 ゴーヤーの日    kuma

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